サハラ
サハラ

フェズ~メルズーガSupratours
約11時間(夜行1日1本) / 170dh

マラケシュ~メルズーガ Supratours
約12.5時間(1日1本) / 220dh

フェズ~エルフードCTM
約9時間(夜行1日1本) / 170dh

ワルザザート~メルズーガ Supratours
約8時間(1日1本) / 140dh

サハラ9,200,000 km²
アメリカ9,834,000 km²
アフリカ30,370,000 km²
面積を調べてみるとアメリカ合衆国とほぼ同じでアフリカ大陸の約3分の1を占めている。

モロッコだけでなく、モーリタニアやアルジェリアなどいろんな国と繋がっている。

Wikipediaによると、「サハラ」=「荒野/砂漠」を意味するようなので「サハラ砂漠」=「砂漠砂漠」となり、間違った言い方との事。

みなさんがよく目にするこの砂漠ツアー。
ラクダに乗って砂漠の中を突き進み、砂漠の中にあるテントで一夜を過ごします。
ラクダのなんとも言えない乗り心地。意外とバランス感覚が必要で人によっては落ちないように力を入れるので筋肉痛になることもあります。

誰もいないオレンジ色に輝く砂の中をひたすら突き進み、灼熱の太陽によってできるラクダの影。
すぐに砂に埋もれてしまうラクダの足跡。草木もないただひたすら砂の山々。
ここに迷ったら本当にアウトだなと実感させられます。

そんな砂漠テントで過ごす夜は、砂漠の民が振る舞う料理と音楽、月のない日には天の川も見える綺麗な星空と澄み切った空気。
日本の喧騒を完全に忘れさせてくれます。

ラクダは右、左と前足と後ろ足をほぼ同時に動かして歩行します。つまり左右の揺れがすごいです。ここで大事なのが下半身。
下半身はしっかりラクダを挟み込み、上半身は揺れに任せてしまって大丈夫です。

落ちてしまいそうになりますが、その頃には反対の足の揺れで状態が戻されます。変に力を入れてしまうと体力が持ちません。
下半身は動かさず、上半身は力を抜く。これがコツです。ただし抜き過ぎても落ちてしまうので気をつけてください。

落ちてしまいそうで怖いという方は、前に出た足側に体重をかけるようにするといいです。

砂漠ツアーによっては事前に申し込めば砂漠の中で焼くビザが食べられます。
みなさんが想像している日本のピザとは少し違いますが、とっても美味しいです。

砂漠には珍しい湖。これもメルズーガ手前にあり、事前にドライバーに言ってアレンジしてもらいましょう

サハラに住む人々は青いターバンと特徴的な民族衣装をまとっています。ターバンを巻く事により、太陽の熱を遮断すると共に砂の侵入を防いでいます。
なぜ青いのかはなぞですが、砂漠で迷子になっても目立ちますね。

・水
まずは飲み水を確保しておきましょう。ツアーで頼んであるから安心と思うのではなく自分だけの飲み水の確保は必須です。

・危険生物
蠍や蛇、毒蜘蛛など猛毒をもつ生物が砂漠に住んでいます。木陰は彼らの休憩地となってますのでむやみやたらに近づかないようにしましょう。一時しのぎの解毒剤を持っていくのもいいかもしれません。

・気温差
砂漠は日中には60度に達することもありますが、夜は冷え込みその気温差は最大で50度とも言われています。
暑いからと薄着で行ってしまうと確実に体調を崩します。
また寝不足や風邪気味で行ってしまうとその気温差に体力を奪われ、残された旅を満喫できなくなります。

・犯罪
近年、砂漠ツアーに申し込んだ女性達が彼らに騙されたり、性犯罪に巻き込まれるといった被害報告を耳にします。
おそらく純潔のトゥアレグではなく、お金儲けや欲望に目がくらんだ偽物の仕業ですが、日本人が見極めるのはほぼ無理でしょう。むやみやたらに彼らの誘いに乗ってしまうと痛い目を見る事があるという事を忘れずに、砂漠を楽しんでください。

現地調査中